週末次女の高校入学祝いを母が持って遊びに来てくれたので、パエリアをお昼に作りました。パエリアはスペインのバレンシア地方発祥の料理です。バレンシア語でフライパンを意味し、両側に取っ手の有る平底の浅くて丸いフライパンで調理するお米の料理です。
今回初め作ったのですが、私は初めて作る料理の時はレシピを検索し材料を揃えて、調理する前に一度レシピを全部読みます。その中でやることを頭に入れます。今回は炒めて煮ること。途中にあるポイントは「お米を炒めていて透き通ってきたら、白ワイン、サフラン湯、レモン汁を入れて煮込む」「水分が無くなってきたらパプリカを投入する」こと。手順の流れをつかんだら、次に下準備です。アサリの砂抜き、エビの殻抜き、イカと鶏肉のカット、玉ねぎのみじん切りとニンニクのスライス等。
さあ調理開始です!
レシピには1つ1つの工程が書かれていますが、ここからは自己流です。
やることは、炒めて煮ること。
調味料は分量通りにしますが、塩と砂糖(今回は使用していません)は自分の味覚に合わせます。
ほぼレシピを見ることなく一気に作り上げていきます。
初めて作る料理は少し抵抗感がありますが、流れを頭に入れて味を少し調整することで、まずますの出来上がりになります。
well-being(ウェルビーイング)
昼食後、横浜のみなとみらいを散策し資生堂のミュージアムに立ち寄りました。
1階はshopやカフェがあり、中央は2階との吹き抜けとなっていて、大画面で自然の映像がうつしだされ、紙を重ねたような座れるオブジェが点在し、外からの日差しも入り明るく開放感のある空間が広がっています。
2階にあるミュージアムは無料で入れます。体験できるものがいくつもあり、まずカメラに顔を近づけて顔のシミの状態を見る装置がありました。これはなんとも言えないショックを受ける画像だったのですが、一番若い15歳の娘が一番きれいでした。そこから商品を試せるコーナーがあったり、AIによる顔タイプ診断ができたり、臭いの構造の模型や4種類の香料の分量を調整しその臭いをかぐことができたり、ファンデーションの塗り方の違いがあったりと、ただ展示されているものを眺めるのではなく実際に自分で体験しながら見学ができるので楽しむことができました。
このように企業は消費者に近づいていろいろな角度から接点を持ち始めました。価値観の多様化が言われる現在、企業はSDGsやwell-beingを取り入れた活動を行っています。well-beingとは世界保健機関(WHO)の憲章で初めて言われたもので精神的、身体的、経済的、社会的などのあらゆる面で健康で満たされている状態を意味します。ここでの「健康」とは単に病気ではないということではなく、満足した生活が送れる状態、幸福な状態、充実した状態などで、持続的な幸せを意味します。
企業もユーザーに寄り添い精神的にも身体的にも幸せな時間を提供することをコンセプトとした商品づくりや活動を始めています。
このミュージアムも、「創業以来見えてきたものは、美にひとつの答えはなく、無限で、多彩な可能性があるということ」とコンセプトで言っています。これはあらゆる人に美を通して幸せになってもらいたいということだと思います。
自分にとって、家族にとって、人々にとって持続的な満足した状態、充実した幸せな状態とはどんな状態なのかをこの開放的な空間から考えるきっかけをもらいました。
おまけ
翌日娘はこちらの、1歳からでも使えるドラえもんのパッケージの日焼け止めを購入していました。
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