私には現在大学生4年生の娘がいます。娘は以前から留学をしたいと言っていたのですが授業の課題やサークル活動に追われ、なかなか実行に移せず先日やっと自分で決めて、自分のお金で4週間フィリピンのセブ島へ英語の語学留学へ行ってきました。昨日はちょうど帰国日で成田空港まで迎えに行ってきたところです。
フィリピンの現地では小学校に上がった時から英語で授業を行うので殆どの人が英語でコミュニケーションができ、またひと昔前から英会話習得のためにビジネスマンが短期留学して英語力を身に着ける等の外国人向け語学学校が充実しています。
娘にとっては初めての海外での生活でしたので、いろいろと刺激を受けて帰ってきました。
娘の行った学校では、台湾の方が一番多かったようで次に日本人、韓国の方だったそうです。
その中には、自分と同じ年で投資家として生活している人や、日本人では60歳代か70歳代の人で英語を学びに来ていたり、高校生でキャビンアテンダントになりたくて学びに来ていたり、家族で学びに来ていたりと様々な目的を持って集まっているようでした。
そして日本の「ものづくり」の品質の高さにも気付きがあったようで、仲良くなった台湾の人は日本の薬や化粧品を持っていたり、街中では日本製の消しゴムなどの文房具が売られていたり、自分で普段使っている日本製のものとフィリピンのものを比較してそう感じたと言ってました。
よく言われることですが、外国に行くことによって日本で当たり前のことが外国では当たり前でなかったりとても良いことであったり、反対に日本にはなく外国の素晴らしいところを発見できたりと自分や日本を客観的に見ることができます。
普段あまり気にしない日本文化についても外国に行って日本の文化が紹介されているのを見るとなんとなくここが違うと違和感を感じたりして日本の文化を意識するようになるし、ちゃんと説明もしたいと思うようになります。外国に行くと「日本」が浮き彫りにされます。
娘は仲良くなった台湾の人が9月に日本に来るので2日間案内をするそうですが、「和菓子を食べたい!」とリクエストをもらい、どんなお店に連れていくのか私も楽しみです。日本の文化をどう紹介するのか自分なりに考えて「おもてなし」を楽しんでほしいものです。
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